土のことを考える
ナスとシシトウ、ピーマン、トウガラシ、枝豆と間引いた大根。
棉と蕎麦の他に畑で野菜を作っていまして。
それなりに採れますし、見栄えはまあ、それなりなんですが。
無農薬で採りたて!なんていうと、
もぎたてをガブリ!うまぁい!
…というのを期待しちゃうのですが、いたって普通の味です。
そして、なんだか香りか浅いような。
畑をはじめて、そのまま何の肥料も入れず、苗を植えたり、タネを蒔いたりしただけで、こんなにちゃんと野菜ができることがすごいこと。
今まで、土と種の力にまかせっきりで甘えていました。
そら、超おいし〜い野菜なんてできないですよ。
そんなに甘いもんじゃないです。
なので、最近は土作りについていろいろ調べています。
せっかくだから、よりよく育てたい。
棉も蕎麦も、野菜も。
せっかくだから、完全有機にしたいけど、糞は使いたくないのが心情。いい肥料だってわかっているんんですけど、直接肌に触れるものを作る土には、あまり使いたくないなあ。あと、楽しく土に触れたくなくなるのも、避けたい。
自分とこの畑なんだから、それくらいのワガママいいかなあと。
米ぬかとか、ぼかし肥料(糞を使ってないやつもある)とか、最近は、ホームセンターにいい肥料が売っているので、いろいろ調べながらやっていく予定です。
作物ごとに適する土の状態があったり。
発酵だの、酸度だの、窒素量だの、コンパニオンプランツだのあったり。
農業って思っていたよりアカデミックだったり、思いがけないつながりがあったり、面白いなあと。
今回、たまたま思いついて蒔いた蕎麦。
蕎麦の花が咲いている間、野菜や棉の実の付きがすごくよかったのは、蕎麦の花の虫を呼ぶ力によるものだったのではないかなあ、と思っています。
これは是非、引き続き検証したい事案です。
来年は、藍も栽培したいので、また調査です。
楽しいなあ。